MCバトルで磨かれたライミングスキルを駆使し、天性のセンスで様々なジャンルのメロ ディをときにポップにときにダークにアウトプットする変幻自在のZ世代ラッパー。その独特の声音と従来のヒップホップの枠組みを超えるマルチな才能でSound CloudやYouTubeの楽曲総再生回数は2200万回を超える若手セルフプロデュースラッパーのアイコン的存在である。2020年に発売されたアルバム「”10″ the number of dreams」 はiTunes Store ヒップホップ/ラップ トップアルバム で 日本第3位にチャートイン。CCA 2022ミュージック部門最優秀賞受賞。
高校時代よりLGBTQ+への理解啓蒙のための映像作品を手掛けたり、「アートで食えるモデルケース」をつくるためにクラウドファンディングを行い音楽マネタイズの手法を公開するなど、アートと社会のあり方に常に高い意識を持つ社会派ラッパーとしての側面も持つ。また、楽曲制作・MV制作ともに才能ある若手クリエイターとのコラボレーションを積極的にこなし、作品ごとに独特のアーティスティックな世界を発信し続ける総合クリエイターとしての能力にも定評がある。
Tok10(トキオ)にとって、ラップは、「根源的で人間的なものを表現する総合アート」だ。彼にとってのラップは、第一にリズム楽器、ただし、ボイスパーカーッションやドラムなどとは異なり、リズムに言葉の意味を直接的に込めることができる表現形式である。
一般にラップというと、アンダーグラウンドかつ反社会的なイメージ、あるいはセルフボースティング(自慢)やバトルによるディスり合いといったイメージが強いが、Tok10の目に映るラップの魅力は、もう少し根源的な人間の在り方に関わっている。それは、他の表現形態では伝えることが難しい、「生き物としての心臓の鼓動(リズム)+人間を人間足らしめている言語(ことば)」のコラボによる複合的な表現である。
Tok10がトラックにのせて語るrhyme(韻)はそのままrhythm(リズム)へとつながっている。時にメロウに、時にポップに、時に激しく、時に哀しく。
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